「ラロックの聖母」ダ・ヴィンチ作なら600億円!
フジテレビ今年の夏のイベント『めざせ!お台場合衆国2009 ~フジがやらなきゃだれがやる!~』。
その目玉の1つとして、天才画家レオナルド・ダ・ヴィンチが残したとされる絵画『ラロックの聖母』の展示されるそうですね。
『ラロックの聖母』の日本上陸は初で“本物”なら最低でも600億円はくだらないとされている作品
買った時の価格が約3万円だそうです
「ラロックの聖母」は、1998年にフランス南部の田舎町ラロック村にある小さな中古用品店で3人の男性が発見し、1500フラン(当時の日本円で約3万円)で購入。
絵のクリーニングをすると、微笑みを湛えながら赤ん坊のイエスに乳を与える聖母マリアとヨハネの姿が現れ、それは紛れもなくイタリア・ルネッサンス時代によく描かれたピラミッド型の構成をした聖母子像だった。
1999年にはX線分析を行い、使用されている絵の具が、15世紀の終わりから16世紀初めの物であることが判明。
しかも、ダ・ヴィンチの生きた時代によく使われていた卵の黄身を使用したテンペラ技法が用いられていることも発見されたそうです。
さらに、絵の表面からは見えない下の層に、何が描かれているのかを調べる赤外線分析によって、目に見えている微笑みよりもはるかに優しく、柔らかな微笑みを湛えた口元が描かれていることが判明。
そして、この「微笑み」こそダ・ヴィンチ作品最大の特徴という結論に至った。
ダ・ヴィンチ作品の最高権威者であるアレッサンドロ・ヴェッツォシィ氏(レオナルド・ダ・ヴィンチ博物館館長)も、この絵画が「少なくとも、レオナルド派の作品であることは間違いない」と断言している。
すでに30億円の価値があると言われるこの『ラロックの聖母』は、まだ完全に修復されていない。
今後、専門家の手によって正しい「修復」が施され、研究が進めば、新たな発見があることは間違いなく。
そして、その新たな発見により、ダ・ヴィンチが描いたものだと断定されれば、その価値は最低でも600億円はくだらないという。
もし本物だったら、こんな近くで見ることも今後なくなりますね
フジテレビ「めざせ!お台場合衆国2009」は、夏休みシーズンの7月18日から8月31日まで開催される。
お台場合衆国1DAYパスポートは、一般1,500円、小中学生1,300円。
「ラロックの聖母」を間近で見られる貴重な機会となりそう。
よろしければ、おひとつクリックをお願いします
ジュビロ磐田情報なら↓ 静岡情報なら↓