川崎フロンターレ戦 スタメン発表

nyantomo1546

2011年05月03日 12:24

今日は、アウェー川崎フロンターレ戦です。

今期から指揮をふるう相馬監督率いる新生フロンターレ

主審は西村雄一氏‥



今期は開幕戦こそ快勝したものの、再開後2連敗中で、1勝0分2敗(勝ち点3)(得点3 失点4得失差-1)という成績です。

相馬監督の考える“ボールと人が連動して前に動くサッカー”が出来ていないといったところでしょうか?

フロンターレは、稲本、杉山の両選手がケガにより戦線を離脱することが確実な情勢で、また一昨日の練習で小宮山が痛めていた足を気にして途中で切り上げたそうです。


一方、ジュビロは1勝2分けと開幕から負けなし。失点2はいづれも不本意な判定によるPKからのもので、今期になってからはミスによる大量失点という課題は克服さつつあるように見えます。
しかし前節怪我のため途中交代したパクチュホ選手が欠場。加賀選手も足の痛みがあり、出場は微妙のようで心配です。
負傷者が出つつあるという部分でジュビロもフロンターレも難しい状況にあるのは間違いなさそうです。

■スタメン

     山崎  前田
山田  那須 小林  山本康
山本脩 藤田 ガンジン 駒野
       川口


■控え
GK 21 八田 直樹
DF 3 岡田 隆
DF 16 金沢 浄
MF 28 船谷 圭祐
MF 15 菅沼 実
FW 8 ジウシーニョ
FW 17 金園 英学


今期のジュビロの得点パターンは、前半抑えて後半に得点を取るパターンです。

フロンターレは前半から積極的に攻撃を仕掛けてくるチームなので、なんとか前半を0点に抑えて、後半の攻撃につなげたいです。

期待されるのは、もちろん前田選手

そして、前節胃腸炎のため急遽欠場となった山崎選手も今日はスタメン復帰するとの事で、ゴールが期待されます。


広島戦でプロ入り初ゴールを決めたZONOこと金園選手にも期待ですね!

三人がゴールを決めて快勝して欲しいです。




(イラストは〔Jの肖像〕hiropyon さんのものをアニメーション化してみました)



駒野 FK好調で今季初得点へ (中日)

 ジュビロ磐田は2日、大久保グラウンドで、川崎戦に備えた最終調整を実施。DF駒野友一選手はFK練習で、次々とゴールを決め、今季初得点の期待が高まった。

 「やられた」とGK川口能活選手。森下申一GKコーチは「いやあすごい。壁のすき間を通った」と感嘆の声を上げた。2日のFK練習。駒野が右足でけったボールが、鋭いカーブを描いてゴールに吸い込まれた。試合前には必ず練習しているFKの精度が確実に上がってきた。

 練習後、駒野選手は「練習で決めても、試合で決めないことには意味はない。ただし、いい感触をもって試合に臨める」と確かな手応えをつかんだ。1日には、居残り練習で、左足のシュート練習も入念に繰り返した。





昨日付けのsportivaのコラムです。


【名波浩の視点】ジュビロ磐田、低迷脱出の鍵はルーキーにあり!?
http://blog.shueisha.net/sportiva/jfootball/index.php?ID=251


 Jリーグ再開2戦目(第8節)でサンフレッチェ広島と対戦したジュビロ磐田。試合は1-1の引き分けに終わったが、序盤は苦しい展開だった。相手に主導権を握られてリアクションの時間帯が多くなり、選手たちはストレスを感じていたと思う。
 ただそれは、前節でガンバ大阪に圧勝したサンフレッチェのスカウティングデータから導き出された戦い方でもあった。小林裕紀と2ボランチを組む那須大亮のポジションをあえてひとつ下げて、敵の攻撃でいちばん脅威となる部分をケアするなど、相手のいいところを消していくサッカーに徹していた。

 それでも後半、相手に先制されてからは効果的な攻撃が少なからず見られるようになった。前半はなかなか前へ出て行けなかった小林が積極的に攻撃参加しだして、左サイドのパク・チュホと山田大記がコンビネーションよく攻撃を組み立ててチャンスメイク。途中出場の金園英学の同点ゴールにつなげた。

 これで1勝2分けと負けなしのジュビロだが、本当に良くなっていくためには、攻撃面でさらに主導権を握れるようにならなければいけない。この試合では20分ほどだったが、次は30分、その次は40分といった具合に、自分たちからアクションを起こして仕掛けていく時間帯をより増やしていくことが重要だ。

 前線の前田遼一へのボールの質にも課題がある。特に前半は、クリアボールや、苦し紛れに出してしまうパスばかりだった。佐藤寿人にきっちりくさびのパスを入れて、2タッチ、ダイレクトでさばいていたサンフレッチェとは明らかに差があった。

 加えて、選手の距離間もサンフレッチェとはまったく違った。前田にボールが入ったときの2列目の選手、つまり山本康裕や山田、そして小林らのサポートが今ひとつ。彼らトライアングルの距離が離れすぎていて、サポートアングルも悪かった。

 今後はその部分、前田のところにボールが入ったときの形をより突き詰めていかなければいけないだろう。3人のうち誰かがスーッとサポートに入って、それぞれがいい距離間を保って築き上げる攻撃を、トレーニングのときからも繰り返しやっていく必要がある。

 とはいえ、山田や小林ら吸収力のあるルーキーたちがどんどん試合に出て、結果を出していくことは非常にいいこと。彼らの力をつけることにもつながるし、1年目から試合に出場することで得られるプラスアルファーは、3年目や4年目で同じ経験をするのとではまったく違う。今後の彼らの伸び幅というものを間違いなく広げると思う。

 特に山田には、清水エスパルスに入団したときの藤本淳吾(現名古屋)並みの活躍を期待したい。藤本はルーキーイヤーで8点取って新人王に輝いたけれども、山田にも同じくらいの結果を出してほしい。

 また、若い選手が活躍することで、チームとしてのポテンシャルも上げられると思う。チームが活性化して他の選手のクオリティを高めるのはもちろんのこと、順位という成績の面でも「この程度だろう」と自分たちの中でとらわれてきた“限界”という垣根を取っ払えるからだ。

 ジュビロはここ最近、前田ありきで成り立ってきたチーム。そういう意味でも、若い選手が出てきて活躍し、さらに前田のサポート役ではなく、主役になっていくようなことにでもなれば、このうえないこと。それで前田も刺激を受ければ、彼自身、より一層結果を出していけると思う。


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