2011年07月02日 15:09
あす神戸戦 前田が今季初連勝に照準
磐田は1日、ヤマハスタジアムで、3日の神戸戦に備えた非公開練習を行った。
前節福岡戦でシュートゼロに終わったFW前田遼一は「クロスに対してゴール前への入りが遅れている」と自分の課題を指摘した。
もともと、シュート数は多い方ではない。今季もシュート数の最高は5本どまり。
しかし、「ここぞ」という場面での決定力の高さはリーグトップ。すでに今季の通算得点も7に達している。
その前田が、クロスへの入りに微妙なずれを訴えた。
「クロスに対し、自分が感じていないのか、遅れている」。
そのため、1日のシュート練習では、いつもならば、確実に決めているシュートが、外れていたのだ。
ただ、このずれも前田クラスの選手ならば微調整で解決できる。
磐田のエースは「チーム全体の仕上がりは悪くない」と今季初の連勝に照準を合わせた。
磐田あす神戸戦 那須が今季初の連勝呼ぶ
http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20110702-798682.html
磐田MF那須大亮主将(29)がチームをけん引する。次節神戸戦を2日後に控えた1日、完全非公開で約2時間の調整を行った。今季はボランチとしてフル出場を続ける那須は、居残りでロングフィードの練習を行った。「連戦が終わって1週間空いた。心も体もリフレッシュしたし、チームとしてもいい状態だと思う」と自信を見せた。
相棒のプレーもカバーする。開幕からコンビを組み、ともにフル出場しているルーキーMF小林は、前日(30日)の練習で別メニュー調整するなど、調子を落としている。小林が強行出場となれば、コンビを組む那須の奮起が勝敗の鍵を握る。那須は「神戸はハードワークしてくる。ベストを尽くして勝ち点3をもぎ取りたい」と力を込めた。前節福岡戦で待望の長女が誕生。「よりいっそう責任感が強くなった」と話す闘将が、今季初の連勝をたぐり寄せる。【神谷亮磨】
[2011年7月2日11時18分 紙面から]