2011年09月03日 05:18
前田が練習合流 清水戦で復帰確実(中日新聞携帯サイト)
左太もも肉離れのため戦列を離れていたジュビロ磐田の前田遼一選手が2日、大久保グラウンドで行われたチーム練習に約1カ月ぶりに合流した。磐田のエースは、10日の清水エスパルス戦で、6試合ぶりに戦列復帰することが確実となった。
横なぐりの激しい雨の中で実施された約2時間の調整。前田選手はフルメニューをこなし、存在感をアピールした。
磐田の前田選手不在の最近3試合、1引き分け2敗と苦しんだ。新人FWの金園英学選手は厳しいマークに遭い、無得点。
3試合の総得点はオウンゴールの1点だけだったが、待望のエース合流で、9月の反攻の準備は整った。
磐田の柳下監督は「前田は攻守の運動量、質ともほかの選手とは違う。あせらず、じっくりと調整してほしい」と期待を寄せた。
前田選手は4日の朝鮮大との練習試合に出場、清水戦に備える。
一方、アキレスけん断裂からの完全復活を目指すMF西紀寛選手の今後の起用法について、同監督は交代出場で調整していく方針を示した。
前田が帰って来た!静岡ダービーで復帰へ
http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20110903-829837.html
左もも裏の肉離れで戦列を離れていた磐田FW前田遼一(29)が2日、約1カ月ぶりに全体練習に合流した。磐田は4日間の休日をはさみ、この日から練習を再開。フィジカルトレーニング中心のメニューだったが、前田もすべて消化して復調をアピール。10日の清水との「静岡ダービー」で実戦復帰することが濃厚となった。
4日間のオフを挟み、再始動となったこの日、磐田FW前田は軽快な動きを見せた。心拍数を上げるハードなフィジカルトレーニングでも、顔色を変えずに黙々と消化していった。その後のミニゲームではFW金園とコンビを組み、他選手との連係を確認。8月2日の練習中に左もも裏を負傷して以来、1カ月ぶりにグラウンドに戻ってきた。
負傷した当初は、全治1~2週間と診断された。予定通りの回復を見せ、1度はチームに合流したが、再び患部が悪化し、離脱を余儀なくされた。その後は慎重なリハビリと治療を行い、ケガは完治。チームが再始動する2日前には、オフ返上でトレーニングを行うなど、早期回復を目指して黙々と調整を続けていた。柳下正明監督(51)は「攻守の質を考えても、(前田の)復帰は大きい」とうなずいた。
4日には朝鮮大との練習試合が予定されている。指揮官は「1人45分ぐらいは出ると思う」と出場を示唆した。チームは前田不在のリーグ戦5試合で、1勝3敗1分けと苦戦した。前田は「今のところ大丈夫です」と完全復活を強調。絶対的エースが10位に転落したチームを再浮上させる。】