2011年12月04日 10:54
川崎に2-1 最終戦飾る
J1最終節、磐田は川崎と対戦、ジウシーニョの2得点を守り切った。
前半17分にGKのはじいたボールを蹴り込み先制。同43分にはCKを頭で合わせた。川崎は後半7分に1点を返したが、その後は好機を逃した。
ジウシーニョ 惜別2得点
エース前田不在のピンチを今季限りで退団が決まっている磐田のFWジウシーニョが救った。
2得点をマークする活躍で、2007年以来、4年ぶりの最終戦白星に貢献した。
前田は警告累積で出場停止。こればでの左攻撃的MFからFWに昇格したジウシーニョが躍動した。前半17分に右足ボレーで先制すると、同43分には駒野のクロスに頭で合わせた。
後半は川崎の猛攻を1点に抑えて逃げ切った。
試合後の最終戦セレモニー。磐田在籍外国人で最長の4年間プレーしたジウシーニョは「別れは悲しい。サポータの愛情をたっぷりと注いでもらった」とファンに感謝した。
ジウシーニョの通算成績は98試合25得点。ドゥンガの99試合に次いで2位。移籍先は未定で8日に帰国する予定。
勝ち点3に笑顔 退任の柳下監督
今季限りで退任の柳下監督は最終戦を白星で飾り、「勝ち点3を取れたことは良かった」と笑顔をのぞかせた。今季の順位も、昨年、一昨年の11位から8位となり、2007年の9位以来、4年ぶりの一桁順位となった。
09年から3年間、指揮を執り、「ジュビロのサッカーの質は上がってきた。ただし、うちのボール保持率が確実に上がってきている中、相手の守備陣形が整ってしまう。そこを崩して、点を取れるかが、来季の課題」と語った。磐田サポーターには「苦しい時にもファンが僕達に力を与えてくれた」と感謝した。
柳下監督の進路は未定。