パラグアイのバルデス選手が駒野選手に送った言葉とは?
ツイッターなどで、話題になっているパラグアイのバルデス選手が駒野選手に送った言葉。
「お前が外したゴールは俺がスペインゴールにぶちこんでやる」というのはどうやら間違いのようです。
パラグアイ5人目のPKが決まった瞬間。4本目のPKを決めたアエドバルデス選手が、歓喜の輪からひとり抜け出して、真っ先に駒野選手に駆け寄り、頭をすりつけるようにして声をかけたそうです。
その時、バルデス選手は駒野選手になんて声をかけたのか
ネット上では
「お前が外したゴールは俺がスペインゴールにぶちこんでやる」
しかし‥
そもそも、パラグアイの勝利が決まりバルデス選手が駒野選手に声をかけた時点では、「スペイン VS ポルトガル」戦は行われておらず、パラグアイの対戦相手がスペインだと決まってないのですよね。
ですから「俺がスペインゴールにぶちこんでやる」というのは誰かが作った言葉だというのがわかります。
色々探したのですが‥
パラグアイで報道されている記事では
「おまえはよくやったんだ!泣くんじゃない!」
「PK で決まった勝負なんて本当の決着じゃない、4年後のW杯で本当の決着をつけよう」
的な言葉らしいです。
こちらのコメントの方が何十倍も素晴らしいです。
試合中、駒野選手とバルデス選手がマッチアップしていたし、駒野選手が頑張っていたのは身をもって感じていたのはバルデス選手でしょう。
さらに驚くことに、バルデス選手は15歳~17歳までホームレスの時代があったというのです。
駒野選手は15歳でお父さんを亡くし、家計を助けるため広島ユースへ行く事を決意し、ひとり寮生活を送りプロにまで登りつめました。
お互いの境遇を知っていたのかはわかりませんが、苦しみや悲しみの多い人ほど人に優しく出来るという良い例だと思います。
パラグアイのエースFWバルデスは元ホームレスだった
http://news.ameba.jp/world/2010/06/71854.html
6 月29日 19時02分
FIFA.comによると、今夜の日本チームの対戦国パラグアイのエースFWネルソン・アエド・バルデス選手 (26)は15歳から17歳までをホームレスとして過ごした経験があるという。
現在はドイツ・ブンデスリーガの名門ボルシア・ドルトムントのスター選手で地位も名誉も手に入れたバルデスだが、パラグアイのクラブの研修生だった15 歳からの二年間はスタジアムの周りを寝床とし雨風をしのいでいたという。
ドイツに渡ってからも地元の仲間や家族を非常に大事にしており、家族はプレーの原動力だと語るバルデスは故郷の子供達1500人のためにクリスマスパーティーを開催してサッカーボールやおもちゃをプレゼントしたり慈善活動にも力を入れている。
バルデスはニュージーランド戦で痛めた太ももが完治していない状態と発表されている。
一方駒野選手は‥
中三のときに父親を亡くす。
私立初芝橋本高、ガンバ大阪、サンフレッチェ広島などからスカウトされたが、寮住まい出来て経済的負担が最も少ない広島ユースに入りを決意。
休日でも友人と遊びに行かず、寮に残ってトップチームのビデオを見て研究、プロ契約してから現在まで欠かさすことなく母親に仕送りをし続け、弟の大学の学費まで全額負担した。現在も仕送りは続く。
性格は純朴そのもので、広島の森崎和幸曰く「今時珍しい生き物」
左膝前十字靭帯損傷の療養中にエコノミークラス症候群にかかり、生命の危機に陥ったが、不屈の闘志で復活し、アテネ五輪代表に選出された。
アテネ五輪ガーナ戦で鎖骨骨折、一ヵ月後ブドウ膜炎まで発症し失明の危機もあったがそれすら乗り越えて日本代表になった。
それに比べ日本のメディアと一部のサポーターは‥
TBSに至っては、駒野選手のお母さんに「日本のみなさんゴメンなさい!」なんて謝罪めいた映像を流す始末。
そういった報道する日本のテレビ局は最低だと思います。
スクウェア・エニックス社長がW杯報道でTBSを批判「最低ですね。最低」
http://news.livedoor.com/article/detail/4857782/
TBS は駒野選手に謝罪した方がいいと思います。
ちなみに自分はTBS宛てに事実確認の意見書を送りました。
今現在返答はなし‥
返答があり次第にご報告いたします。
いよいよ帰国ですね!
開き直りでもいいから、元気にコメントして欲しい
バルセロナオリンピックでマラソンの谷口選手がコメントした「転んじゃいました」のように、「PK外しちゃいました!」でもいいと思います。
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