2008年11月30日
今日はカメラの日です!
今日はカメラの日だそうです。
何で11月30日がカメラの日?って思われると思いますが
1977年11月30日に小西六写真工業(現コニカミノルタ)が、世界初のオートフォーカス(AF)カメラ「コニカC35AF」を発売したのを記念するものです。

40歳以上の方ならこのカメラの凄さがわかると思います。
何が凄いか‥
何で11月30日がカメラの日?って思われると思いますが

1977年11月30日に小西六写真工業(現コニカミノルタ)が、世界初のオートフォーカス(AF)カメラ「コニカC35AF」を発売したのを記念するものです。

40歳以上の方ならこのカメラの凄さがわかると思います。
何が凄いか‥
1977年11月30日に小西六写真工業(現コニカミノルタ)が発売した、オートフォーカスカメラの「コニカC35AF」は、今では当たり前となっているピント合わせをオートで行う機能を搭載していたのです。
そう今までは、手動でピントを合わせていたのです。
コニカは「ジャスピン(ジャストピント)コニカ」の愛称でこのカメラを大きく宣伝し、それまでカメラを扱うのに尻込みをしていた女性層にこのシステムは受け入れられました。
コニカはこれに先立つ1963年4月には世界初の自動露出(AE)カメラ「コニカAutoS」を世に送り出しています。
この“AutoS”が出現する以前のカメラでは、撮影するのに、フレームで対象を捉えて、シャッター速度、絞り、そして焦点という3つの要素を合わせて撮影しなければならなかったので、そういう専門知識のない人には訳の分からないものでした。
しかしAEカメラが出たことで、とにかくピントさえ合わせれば、絞りとシャッター速度はカメラが自分で調整してくれるということになり、カメラは専門家でなくても誰でも扱えるものとなりました。
アメリカではこういう素人でも扱えるカメラというのを「休日に気軽に持ち出して使えるカメラ」というので Vacation Camera(バケーション・カメラ) と呼ぶようになり、このことばがそのまま日本語に輸入されてローマ字読みされ「バカチョン・カメラ」という言葉になったそうです。
しかし1960年代に流行したこの Vacation Camera のおかげで、画面が暗すぎる写真・明るすぎる写真は追放されたものの、ピンボケの写真は大量に生み出されていました。
そこに登場したのが、1977年の「ジャスピンコニカ」このカメラのおかげで、誰でも撮りたいものをフレームを合わせて、シャッターを押すだけで、ピントの合ったきれいな写真が撮れるようになったのでした。
その素晴らしい技術を世界で始めて開発した、コニカは業績不振のミノルタと2003年4月に合併し、コニカミノルタとなりましたが、デジタルカメラの波に乗り切れず、2006年3月カメラ部門から撤退し、一眼レフのαシリーズをSONY(ソニー)に売却し今に至ります。
こちらが当時のCM
「バカチョン・カメラ」という言葉は後に「馬鹿でもチョンでも扱えるカメラ」という意味だと誤解されてしまい、差別語だと騒ぐ人たちが出てきて、問題になったことがあります
自分も「バカチョン・カメラ」が「バケーション・カメラ」から来たなんて知りませんでした
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そう今までは、手動でピントを合わせていたのです。
コニカは「ジャスピン(ジャストピント)コニカ」の愛称でこのカメラを大きく宣伝し、それまでカメラを扱うのに尻込みをしていた女性層にこのシステムは受け入れられました。
コニカはこれに先立つ1963年4月には世界初の自動露出(AE)カメラ「コニカAutoS」を世に送り出しています。
この“AutoS”が出現する以前のカメラでは、撮影するのに、フレームで対象を捉えて、シャッター速度、絞り、そして焦点という3つの要素を合わせて撮影しなければならなかったので、そういう専門知識のない人には訳の分からないものでした。
しかしAEカメラが出たことで、とにかくピントさえ合わせれば、絞りとシャッター速度はカメラが自分で調整してくれるということになり、カメラは専門家でなくても誰でも扱えるものとなりました。
アメリカではこういう素人でも扱えるカメラというのを「休日に気軽に持ち出して使えるカメラ」というので Vacation Camera(バケーション・カメラ) と呼ぶようになり、このことばがそのまま日本語に輸入されてローマ字読みされ「バカチョン・カメラ」という言葉になったそうです。
しかし1960年代に流行したこの Vacation Camera のおかげで、画面が暗すぎる写真・明るすぎる写真は追放されたものの、ピンボケの写真は大量に生み出されていました。
そこに登場したのが、1977年の「ジャスピンコニカ」このカメラのおかげで、誰でも撮りたいものをフレームを合わせて、シャッターを押すだけで、ピントの合ったきれいな写真が撮れるようになったのでした。
その素晴らしい技術を世界で始めて開発した、コニカは業績不振のミノルタと2003年4月に合併し、コニカミノルタとなりましたが、デジタルカメラの波に乗り切れず、2006年3月カメラ部門から撤退し、一眼レフのαシリーズをSONY(ソニー)に売却し今に至ります。
こちらが当時のCM
「バカチョン・カメラ」という言葉は後に「馬鹿でもチョンでも扱えるカメラ」という意味だと誤解されてしまい、差別語だと騒ぐ人たちが出てきて、問題になったことがあります

自分も「バカチョン・カメラ」が「バケーション・カメラ」から来たなんて知りませんでした

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Posted by nyantomo1546 at 15:21│Comments(2)
│★カメラ、フォト
この記事へのコメント
ほにょぉ~ 自分も バカちょんカメラは
「馬鹿でもチョンでも扱えるカメラ」だと思ってました^^
「馬鹿でもチョンでも扱えるカメラ」だと思ってました^^
Posted by サプリメント管理士
at 2008年11月30日 23:02

サプリメント管理士さん
やっぱりそうですよね(^^
昔の人は普通に~バカちょんカメラ!バカちょんカメラ!って言っていたので、語源がそこだと思いますよ(^^;
最近は「馬鹿でもチョンでも」って意味すら知らずに使ってる人がいるから怖いです(>_<)
やっぱりそうですよね(^^
昔の人は普通に~バカちょんカメラ!バカちょんカメラ!って言っていたので、語源がそこだと思いますよ(^^;
最近は「馬鹿でもチョンでも」って意味すら知らずに使ってる人がいるから怖いです(>_<)
Posted by ke
at 2008年11月30日 23:59

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