Road To J1！！なんでもオヤジのジュビロ磐田応援ブログ

若い方はご存じないかもしれませんので‥

簡単なヤマハ発動機サッカー部（ジュビロ磐田）のJリーグ昇格までの流れ。


1993年（平成5年）5月15日、国立競技場で、発足セレモニーと開幕戦でJリーグは華々しく開幕

でもそこにはジュビロ磐田の名前はありませんでした。


その２年前　サッカープロ化が決まり　Jリーグ加盟１０チームに向けて、当時JFLのヤマハ発動機サッカー部も初年度からの加盟を目指していました。

しかし、そこに最大のライバルが出現！

静岡県中部にある清水市（現静岡市）からも市民組織のクラブチーム・清水FC（エスパルスの母体）が結成され、Jリーグ加盟を目標にしていたのです。


当時はこれほど人気が出て、観客動員が見込めると思っていなかった日本サッカー協会は、静岡県に２チームが加盟するのは時期尚早ということで、ヤマハ発動機サッカー部との清水FCの統合を提案する。

しかし、ヤマハ発動機側はあくまでも単独チームでのJリーグ参加を目指していることからこれを拒否。

全国大会の出場歴が全くなく、資金や選手補強などの面で劣る清水FCに対し、ヤマハ発動機は、JFLでの実績と運営母体（ヤマハ発動機）を背景に、あくまで県西部地区（磐田）を拠点にしたJリーグ加盟を主張していた。

JSL1部に於いて無敗優勝を達成や、天皇杯優勝などの高い実績を残したヤマハが落選する訳がない！誰もがそう信じていました。。。

この自信が想像以上に甘かったのでしょう。。。

その間に県サッカー協会トップがまとめ役を務める清水ＦＣ側は、日本サッカー協会と通じる豊富な人脈などで、着々と行動を起こしていたようです。

清水市がサッカーの町であることを、市民クラブである事を積極的にアピールし、当時Jリーグ理事長であった川淵三郎の理解を得た。


１９９１年２月１４日、衝撃のニュースが流れる！






なんと実業団トップクラスのヤマハ発動機がJリーが加盟から漏れる。。。

企業の論理を嫌う川淵三郎は、「市民クラブ」の理念の下で発足した清水FCに初年度参加資格を与えたのでした。


※もっと詳しく知りたい方は↓
http://www.max.hi-ho.ne.jp/jubilo12/derby/story.html


落選したヤマハ発動機サッカー部は、主力選手（大榎、青嶋など）が、エスパルスに引き抜かれる最悪の状況に追い込まれました。

また中山雅史選手も清水などからの誘いがあったがこれを固辞し、ヤマハ発動機に残留する。

ここから中山雅史選手への特別な想いを感じたサポーターさんも多いと思います。



チームは1993年にJFL1部で準優勝し、念願のJリーグ昇格が決定となりました！




http://www.youtube.com/watch?v=77uTdu54Sps

中山節が炸裂です


ご要望があれば、続きはまた‥




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