2011年04月05日 12:53
原発 緊急情報(47) 汚染・6日に日本全土に拡がる怖れ
http://takedanet.com/2011/04/47_afa2.html
ドイツの気象サービス及びノルウェーの発表では、4月5日から7日にかけて、福島原発からの風が一旦、南に行き、四国・九州にまで南下し、そこからさらに偏西風で日本列島を縦断して、北海道に達する上ると予想されています。
この図はドイツ気象サービス(DWD)のシミュレーションで、日本で4月6日頃にあたります(あまり時間は厳密に考えない方が良い)。
http://livedoor.2.blogimg.jp/dqnplus/imgs/5/8/584f4d1a.png
パソコンで図を見ることができない人がおられますので、文章でも説明しますと、福島から一旦、太平洋に出た汚染物質は、その後、東風でぐるっと回って日本の房総半島、静岡、四国、九州とまわり、山陰から福井まで達します。
つまり4月6日頃を中心にして初めて福島原発の汚染物質が西日本を汚染する可能性がありますので、注意が必要です。
次に示す図はノルウェーのシミュレーションであり、上のドイツの気象サービスのデータから約1日たった状態です(7日ぐらい)。
一旦、日本の西日本に到達した福島原発からの放射性物質は、その後、偏西風に乗って北に進み、日本列島を縦断して北海道まで達すると予想されている。
この頃、新たに福島原発から放射性物質が漏れれば、それもともに北海道の東海岸に到達すると計算されています。
このシミュレーションの結果は、あくまでもドイツとノルウェーの結果であって日本の気象庁の予想ではありません。
日本の気象庁は、現在のところ福島原発の放射性物質がどのように飛散するかの予報を出していません。花粉予想や噴煙の予想は気象庁の役割でありますが、どうやら放射性物質を飛散については気象庁の役割範囲にはないそうです(税金は?)。
いずれにしても、できるだけ多くの情報を集めて、私たちと家族の安全を守りたいと思います。
ドイツとノルウェーの情報が、どのような基礎的なデータに基づいているのかわからないので、ここでは日付もはっきりとは示していません(もとデータは時間もハッキリ示してありますが、それほど精度が無いと思うので、「絶対にそうなる」と断定的に考えないでください。
しかし、私たちにとって重要な情報であることは確かです。この情報に基づいて、
「もしかすると、西日本もしくは日本全体に放射性物質が飛散するかもしれないので、4月5日から7日ぐらいにかけて、外出を避けたり、マスクをする、子供を外で遊ばせない、家の戸締りをしっかりするという対策を取っておく。」
と考えてください。
ドイツとノルウェーの予想が外れるかもしれません。外れたら申しわけないけれども、それは仕方がないので、その時は、多少無駄な時間を過ごしてしまったと思ってください。
・・・・・・・・・
ところで現実に九州まで放射性物質が飛んで、例えば鹿児島が1時間当たり1マイクロシーベルとまで放射性物質が上がり、それが1週間続いたとします。
その場合の被ばく量は、
1×7×24=168マイクロシーベルト
で、今回限りであれば、長期的にも、赤ちゃんにも、妊婦にも問題はない。
(注)さらに詳しい計算(鹿児島の人の1年間)
168+(0.05*358*24)=597マイクロシーベルト
で、今回限りであれば、累積放射線も大丈夫です
.
鹿児島が大丈夫なのは「ずっと続けて被曝する」というのが恐ろしいので、一時的な被曝はあまり影響がないということです。
でも、被曝は少なくしておくのが良いので、自衛してください。
(平成23年4月4日 午前8時 執筆)
原発 緊急情報(48) なぜ、1ミリシーベルトが妥当か?
http://takedanet.com/2011/04/481_ecc3.html
1986年4月、当時のソ連のチェルノブイリ原子力発電所4号機が爆発しました。
その時に、多くの放射性物質がロシアやベルラーシの人たちや大地を汚染しましたが、これに対して、当時の IAEA (国際原子力機関)は精密な調査を行い、報告書を提出しています。
それによると、チェルノブイリ原発の事故では、
1) 放射性物質の被曝による障害者は、存在せず、
2) 将来にわたってはっきりと原発の事故の障害者であるということがわかる人はでない、
と報告しました。
ところが、事故から5年ぐらい経つと、普段ですと1万人に1人も出ないという小児甲状腺ガンが多く見られるようになりました。そのグラフを下に示します。
パソコンでグラフを見ることができない人がおられますので、文章でも説明しますと、1986年に事故が起こり、それから4年間はほとんど患者さんは発生していませんが、1990年つまり事故から4年たってこども100万人あたり20人もでました。
さらに、その92年には40人、94年には60人と増大しました。今では、チェルノブイリ原発から出たヨウ素131が子供の甲状腺にたまり、甲状腺がんを引き起こしたということははっきりとわかっています。
さらにチェルノブイリ原発事故から10年経った頃、今度は妊婦の体に異常が出てきました。
すでに事故から10年たっていますので、その頃、妊娠する女性というのは、事故当時少女だった人が多いのです。例えば12才の頃に被爆し、22才で妊娠して異常が見付かるということが明らかになってきました。
つまり「妊婦に障害がでる」というのはわかりやすいのですが、まさか、10才の女性が被曝して、その少女が15年後に妊娠したときに障害がでるなど、まったく予想ができないからです
.
チェルノブイリの事故からすでに25年を経ますが、まだこの先どのような健康障害が出るかというのははっきりわかりません。
・・・・・・・・・
わたくしが言いたいのは、放射線で被曝すると甲状腺ガン等になるということを強調したいのではありません。ここでは、「100ミリシーベルトまで安全」と行っておられる先生の「学問」というのはどういうものかをハッキリさせたいのです。
なぜ、そんなことが緊急かと言うと、福島原発の事故が起こって以来、東大教授やお医者さんが多く登場し、「心配ない、心配ない」といっておられます
.
生意気なことをいうようですが、わたくしから見れば、その東大教授やお医者さんは「学問」の本質を理解されていないように思うのです。
普段なら、このような失礼なことや傲慢なことは言わないのですが、現在はそれが「市民の方の健康に直接関係がある」ので、あえてここでお話をしたいと思った次第です。
・・・・・・・・・
チェルノブイリの時には、すでに、広島・長崎の被曝例や、研究途中での被曝事故等についての健康障害はかなり詳細にわかっていました。データはかなり合ったのです
.
また、チェルノブイリ事故で健康障害が出ないという報告書を書いた IAEA には、世界の最もすぐれた原子力及び放射線と健康に関する学者が集まっていました。
「多くのデータ」と「優れた人」が集まって「間違った結論」を出したのです
.
それではなぜ、「チェルノブイリ事故では障害者が出ない」と大きく間違ったのでしょうか。それは学問というものの性質に根差しています。
学問というのは「現在までの知識を精密にくみ立てて、一つの結論を得る」ということを行います。従って、「厳密に正しい」ともいえるのです。だから学者が言ったというとみんなが信用するというのがこれです。
ところが、「現在までの知識を精密に組み立てて一つの結論を得る」という文章をよくよく見ると、「学問は真実はわからない」ということがわかります。
つまり、あくまでも学問は「現在までの知識」に基づいているのであり、「将来獲得するであろう知識」は全く入っていないのです。将来、獲得するであろう知識というのは予想ですから、もしそれを使えば厳密な論理は展開できません。従って学問はその性質上、現在までの知識しか使えないのです。
これがチェルノブイリの時の IAEA の間違いの元になりました。つまり、それまでの知識によると、チェルノブイリ原発の事故によって、小さい子供が甲状腺ガンになり、将来の妊婦に異常が起こるということはわからなかったのです。
・・・・・・・・・
本当の学者というのは、「学問は真実がわかっていない」ということをわかっているということです。
これを今回の福島原発に当てはめますと、たとえば、「これまでの研究によれば、100ミリシーベルとの被曝を受けても大丈夫だ」とある学者の研究で明らかになっていても、それは現在の知識に基づく仮の学問の結論であって、おそらくは正しくないということなのです。
また、「100ミリシーベルとの被爆を受けると、1000人のうち、5人から10人が放射線によるガンになる」という事実も、また同時に学問的データなのです。
このようなときに、「学問」の本質が判っている学者はどういうふうに発言するでしょうか。
「学問的に、わたくしの研究では100ミリシーベルトぐらいまでは大丈夫だと思います。しかし一部に、100ミリシーベルトを浴びると1000人の内に5人から10人の人がガン(過剰発がん)になるという結果もあります。
もともと学問は、真実が判っているわけではないので、皆さんはできるだけ放射線に被曝しないように気をつけてください。
学者は新しい知見があれば論文を出すことができますが、皆さんの健康は損なわれると元に戻ることはできません。従って、国際放射線防護委員会で決められたように安全という意味では、「1年間に1ミリシーベルト」を目安に生活設計をされた方がよいと思います。
お役所も市民を守るのが役目ですから、法律に基づいた値で市民の健康を守ってください。」
今、福島市で行われていること、学問的に言えば「人体実験」ということができます。つまり学問は「100ミリシーベルトだから大丈夫だ」ということを断定的にいう事ができないのですから、学者が自分の判断で勝手に被曝量を決めるということは、学問の本質に反することなのです。
福島市から被曝による過剰発癌がでなければ良いことなのですが、もし過剰発癌が発生したら、それはちょうどチェルノブイリのときのように、「学者が新しい論文を書くことができる」という結果になり、市民は過剰発癌で苦しむことになるからです。
学者は常に「自分たちにはわからないことがある。だから研究をしている。自分たちが今、正しいと思っていることは、将来の研究によって覆される」と思っているはずなのです。
私たちは自衛しなければならないのです。
(平成23年4月4日 執筆)
原発 小さな疑問 その2 福島は足し算、大阪はそのまま
http://takedanet.com/2011/04/post_d6e6.html
放射性物質で自分や自分の家族がどのぐらい被曝しているか、移動したらどのぐらいになるかの計算で、「足し算」を間違っている人が多いようです
.
間違いの原因はテレビでNHKなどが「足し算」をしないので、見ている人が間違えます。
簡単に言うと、
1) 原則として、汚染は「足し算」
2) 福島など汚染地域は「足し算」
3) 大阪のように汚染していない地域は足し算をしなくて良い、
ということです。
まず、「原則として足し算」とは、
1) 福島原発からでる「危険な放射性物質」はヨウ素だけではない.ということです。最低でも、ヨウ素(半減期8日)、セシウム(同30年)、ストロンチウム(同30年)はありますし、そのほか、皆さんが心配しているプルトニウム(長い半減期)があります。それを足さなければなりません
.
2) 自分の体に入るルートは、1.空気から、2.吸い込んだり着いたり、3.水、4.野菜、魚など の4つのルートがあります。
福島の人:全部だから4倍にする、
大阪の人:今のところ2から4がないので、そのまま
テレビでは簡単に言うと「ウソ」を言っています.だから混乱します.たとえば、昨日、東電が海に汚染水を放出したときに、「たいした事はない.魚を食べ続けてもヨウ素は0.6ミリシーベルトにしかならないので、一般人の限度1ミリシーベルトより小さい」と言いました。
真っ赤なウソです。そんな言葉を使いたくないのですが、私はビックリ、がっかりしました。
次の足し算がないのです。(福島県の人)
空間からのヨウ素の被曝 ?ミリシーベルト
空間からのセシウム被曝 ?
空間からのストロンチウム ?
体の中のヨウ素の被曝 ?
体の中のセシウム被曝 ?
体の中のストロンチウム ?
水からのヨウ素 ?
水からのセシウム ?
水からのストロンチウム ?
野菜魚からのヨウ素 0.6ミリシーベルト
野菜魚からのセシウム ?
野菜魚からのストロンチウム ?
(合計) {0.6+(?×11)}ミリシーベルト
ということです。
つまり、東電の専門家はもちろん、この最低でも(プルトニウムなどを考えなくても)12ヶを足さなくてはいけないのに、意図的に0.6だけを言っているのです
.
福島に住んでいる人で、{空間から放射線を受けず、息をせず、食物を食べない人}はいるでしょうか? それを一つずつしか言わないで数字を小さく見せようとしています
.
足し算だから、私が「少しでも安全なものを食べた方が良い」と言うのは、現在のように、空気も野菜も魚も水も汚染しているときには、一つ一つは0.6ミリシーベルトでも、それを12倍すると7.2ミリシーベルトになるからです。
「この期に及んで何をやっているのか!」
としかり飛ばしたい気持ちです
.
でも、このブログでは、上の全部を計算するのは普通の場合はできないので、福島、茨城にお住みの場合は、空間の放射線量に4をかける。東京、千葉、宮城、会津若松などの場合は、2をかける。それ以外のところは、当面、そのままという計算式を出しています
.
それなら計算ができると思いますが、テレビには注意。
・・・・・・・・・
大阪の人は大丈夫です. 自然放射線以外には汚染されていませんから、もともと足し算自身が不要なのです。
また、ウランの核分裂反応については機会があったら、できるだけ早く出します
.
(平成23年4月5日 午前9時 執筆)
生活と原子力04 法律とその基準
http://takedanet.com/2011/04/post_f1fe.html
(詳しく知りたい人に)
少し落ち着いたら放射線の被曝の基準について、法律という面から整理をしようと思っていましたけれども、なかなか福島原発が落ち着かないので、放射線の被曝についての法律の話をしておきたいと思います。
放射線の被曝に関する基本的な日本の法律は、「原子力基本法」です。昭和30年にでき、最後の改正が行われたのは平成16年です。
第1条の目的には、「この法律は、原子力の研究、開発及び利用を推進することによつて、将来におけるエネルギー資源を確保し、学術の進歩と産業の振興とを図り、もつて人類社会の福祉と国民生活の水準向上とに寄与することを目的とする」とあります。
きちんと書いてある目的の条文ですが、どちらかというと原子力を利用する側に重点が置かれているような気もします。
また、放射線による障害の防止として、第20条に「放射線による障害を防止し、公共の安全を確保するため、放射性物質及び放射線発生装置に係る製造、販売、使用、測定等に対する規制その他保安及び保健上の措置に関しては、別に法律で定める」とあります。
この法律を受けて、「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律」という やや長い名前のついた法律があり、昭和32年に制定され、最終の改正は平成22年5月です。つまり昨年の5月に最終的な改訂が行われています。
この法律は基本的なことが書かれていますが、あまり数量的なことは示されていません。この法律のもとにさらに「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律施行令」、「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律施行規則」、「放射線を放出する同位元素の数量等を定める件」があります。
名前を見るだけで嫌になってしまうような長い名前の法律や規則です。数量を決めるのは最後のもので、ここには後に整理をする厚生労働省と同じ数値が乗っていますが、ただ、排水、排気の基準のところに、規則第19条があり、線量限度として「1年間に1ミリシーベルト」とあります。これが「公衆が安全な線量」とされています.
条文に明記されていないのは、「公衆の限度を越える事態」そのものの概念がないからです.つまり人工的に放射線や放射性物質を出す場合は、「意図を持って出す」のであって、福島原発のように「制御できずに出す」という事はないと錯覚しているからです.
さいす
でも、公衆の被曝限度が1ミリシーベルト(年)なので、最終的にはこの数字がチラチラと出てきます。
・・・・・・・・・
次に、厚生労働省の管轄である「労働者の保護」を目的とした放射線障害防止規則を説明しておきたいと思います。
文部科学省の法律と厚生労働省の法律は同じ日本国のものですから、わずかなところは違いますが基本的には同じ構造と数値でできています。
厚生労働省の法律では、「労働安全衛生法」がまずあり、その下に「労働安全衛生法施行令」があり、さらにその下に「電力放射線障害防止規則」があります。この規則は、昭和47年に制定され、最後の改正は、平成23年1月ですから、今年の1月に最終的な改正が行われています。
この規則は、労働者を被爆から守るわけですから第1条の目的には、「事業者は、労働者が電離放射線を受けることをできるだけ少なくするように努めなければならない。」とあります。
しかし、他の法律で決められている数値も同じです.それは労働者と一般人は同じ人間だからです。
規則の構造を説明しながら数値を示していきます。
まず重要なのは「管理区域」の概念です。つまり放射線の被曝を減らすためには、日本中どこでもかしこでも注意するわけにいかないので、ある放射線を超えるところだけ「管理区域」として決めるという考え方です。つまり、第三条では、
一 外部放射線による実効線量と空気中の放射性物質による実効線量との合計が三月間につき一・三ミリシーベルトを超えるおそれのある区域
二 放射性物質の表面密度が別表第三に掲げる限度の十分の一を超えるおそれのある区域
となっています。
まず、最初の数値は3ヶ月で1.3ミリシーベルトですから、福島原発でマスメディアが使った1時間あたりの放射線量で言えば、0.6マイクロシーベルトになります。
福島原発から放射線が漏れ福島市の1時間あたりの放射線量が20マイクロシーベルトになったときに、わたくしはびっくりしました。
私が放射線と健康についてどう考えているかどうかは別にして、法律で管理区域が0.6マイクロシーベルと以上となっているときに、その30倍もの放射線量が、普通のところ=福島市全体、におよんだのです。
私は、福島市長が直ちに福島市を管理区域にして市民を守ると思っていましたが、事態はは全く逆になり、またびっくりしました。
また、表面汚染ですが、ここで言っている別表第3には、「アルファ線を出すもの:1平方センチメートルあたり4ベクレル.アルファ線を出さないもの40ベクレル」とされています。
3月31日、IAEAが飯舘村の土壌表面で1平方メートルあたり200万ベクレルを観測しましたが、1平方メートルは1万平方センチメートルですから、別表第3の単位では200ベクレルになり、これも管理区域の指定が必要です。
・・・・・・・・・
管理区域の設定が終わると、
1) 仕事の男性 年間20ミリ(1時間2.3マイクロ)
2) 仕事の女性 3ヶ月5ミリ(1時間2.3マイクロ)
3) 妊婦(内部) 妊娠中1ミリ(1時間0.2マイクロ)
です。労働者を対象としているので、一般公衆を明記していないが、一般公衆には妊婦もいるので、おおよそ1年1ミリシーベルトに合わせてあります。
・・・・・・・・・
最後にICRP(国際放射線防護委員会)との関係について整理をしておきます.
ICRPは1990年に一般公衆の線量限度を1ミリシーベルト(年)と勧告をしました。これについて、日本の国内法にどのように盛り込むかについて、審議委員会は次のように要望を出しています.
「現行の施設基準を変えない事とし、管理区域の外側の一般人の被ばく線量が1年当たり1mSvを越えないよう管理を行う。、
・現状の各施設における管理区域境界での線量の実測値と管理区域外側の一般人の滞在時間を考慮すると大部分の施設は年間1mSvを超えない。
・したがって「施設基準は現行もままとし、管理区域外側の一般人の滞在時間等を考慮し年1mSvを超える場合には『特別に管理する区域』を設けることによって、基本部会案と同等の安全対策を取ることが出来る。」と考えられる。
・管理区域境界において線量を連続モニタリングし、実測値を短時間例えば1ヶ月毎に点検することにより、状況に応じて管理区域の外側にさらに特別に管理する区域を設定すること等によって一般人の被ばく線量が年当たり1mSvを越えないようにすることは容易であると考えられる。」
つまり、直ちに明文化するのではなく、実質的に1ミリシーベルトを越える怖れのあるところを注意していきたいということです。
1990年勧告を受けて、放射線の専門家はみんな1ミリシーベルトで動いていたのに、福島原発で真逆のことを言われたので、私はビックリしました。
なお、政府の原子力データの管理機関「高度情報科学技術研究機構」では、そのホームページに、
「線量目標値は、日本の原子力発電の主流を占めている発電用軽水炉について、ICRP(国際放射線防護委員会)のALARA(合理的に達成可能な低減)の精神にしたがって、放出放射性物質による周辺公衆の被ばく線量を合理的に達成できる限り低く保つための設計及び運転管理の目標として、定められた(原子力安全審査指針)ものである。
その値は、実効線量当量で、年間50μSvで、一般公衆に対する線量限度の1/20で、地域による自然放射線からの線量当量の変動の巾より小さい。実効線量当量は、気体廃棄物中の希ガスによる外部被ばく、ヨウ素の摂取による内部被ばく、液体廃棄物に起因する海産物摂取による内部被ばくの合計で評価する。」
とあり、一般公衆の線量限度が1年で1ミリシーベルトであること、普段は1年間でその20分の1の50マイクロシーベルトを目標にすることが明記されています。
ICRPは「線量限度」(我慢できる限度)を1ミリシーベルトにして、原子力関係者に「努力目標」を求め、それが日本では50マイクロシーベルト(年)でした。
福島原発の最初のころ、1ミリシーベルトを「単なる目標値」と発言した専門家は深く反省してください。
(平成23年4月5日 午前9時 執筆)
毎日、被災地から届くニュース映像は
涙なくしては見れません。
私も、芸能人のはしくれとして、
出来ることを、
これから色々考えて行きたいと
思っています・・・。
ところで・・・
汚染が広がっているようですね
原発で懸命に冷却作業にあたっているみなさん、
被災者のみなさん、
折角育ててきた野菜を捨てなければならなくなった農家のみなさん・・・
テレビで見ていて、それぞれ本当に大変な状況だなと思います。
そして、今日に入って、都内の水道水にも放射性物質が・・・・。
一体汚染はどこまで広がるのでしょうか。
そして、いつまで続くのでしょうか・・・。
テレビでは、やたらと「安全性」ばかり強調しています。
「風評被害」に惑わされないで、
「冷静」に対応してと・・・。
汚染された野菜を食べ続けても安心です・・・。
汚染された水を飲み続けても安心です・・・。
個別の数値は低くても、
ただちに健康を害することはない? 量だったとしても、
微量とはいえ空気中の放射性物質を吸い続け、
微量とはいえ、汚染された野菜を食べ続け、
微量とはいえ、汚染された水を採り続ければ・・・
微量+微量+微量
イコール→
しかも、そういう生活が1週間続くのか、
1カ月なのか、
1年なのか・・・・
3年なのか・・・
計算私あまり得意じゃないけど・・・・( ̄_ ̄ i)
影響があることくらい、
バカな厨房2年の私でも分かるのに!!
テレビは「冷静に対応してください」
しか言わない。
あまりにも大丈夫すぎて、心配・・・・。
挙句の果てには、
ラドン温泉などもあるように、少量の放射線なら体に良い?(笑)
とか、
「想定外」の
1000年に一度の大津波に、これだけ原発は耐えたのだから、
やはり日本の原発はすばらしい・・・???
とか、意味不明の原発絶賛???
訳の分からないコメントを言う専門家とかww
想定外だった、想定外だったって
みんな口をそろえて言うけど、
原発は、事故った時 甚大な被害がでるから、
「想定外」はあってはならないと思うんですケド…
私言ってること間違ってますかね・・・。
しかも、最近は、原発の危険性を言う人は、
危険をあおっていると、世の中は叩く傾向にあるようで、
これは何かおかしい流れだと思うのは私だけでしょうか??
風評被害を辞書で調べてみました。
→風評被害(ふうひょうひがい)とは、
災害、事故及び不適切又は虚偽の報道などの結果、
生産物の品質やサービスの低下を懸念して消費が減退し、
本来は直接関係のないほかの業者・従事者までが損害を受けること・・・。
実際は大したことないのに、
大げさに報道する・・・
→風評被害を生む報道
実際は大変深刻なのに、
大丈夫なように軽く報道する・・・
→ これは何て言うんですか???
私は冷静ですよ・・・。
危険をあおっているわけでもありません。
テレビはこんだけ安全・大丈夫って言い続けているので
そのうち、
「放射能を跳ね返す!! スーパー健康法」
とか
「放射能にも負けない!! 体質改善・げんき体力づくり」
特集とかやりだすんじゃないでスカ???・・・( ̄ー ̄;
そんなの、いくら頑張っても
跳ね返したり、勝ったり出来ませんから。
なんてったって、相手は放射能ですからね。
今の現状、私が思うのは・・・
テレビが言う、安全・大丈夫ではなく、
やっぱり「危険」なのだとおもいます。
どーんと爆発したり、急に明日何万人何十万人が
死ぬということはないかもしれないけど、
5年、10年の歳月を経て、じわじわ私たちを蝕むとおもいます。
原発のリスクとリターンを考えたら、
あきらかに、リスクが高すぎる。
原発のデメリットに比べたら火力や水力のデメリットなんて可愛いもんだと思う。
でも、日本ではいまだに、原発見直しの声はそれほど上がってこない。
むしろ、よく聞かれるのは「原発はやっぱり必要」という声。
おとなしい国民性なんでしょうか・・・。
それとも・・・・。
前回の記事で、私が原発について否定的なことを書いたら、
コメント・メールだけでなく、
事務所にまで抗議・意見のメールがきました・・・・。
どんだけ、原発をかばうんだよぉ。
どんだけ、日本て、平和なんだよぉ。
どんだけ、日本て、良い人(人が良い)が多いんだよぉ・・・。
まだ自分自身が被害に遭ってなくて、
直接危険が迫ってないから
そんなことが言えるのかな??
私なんて、ズルイ性格だから、
こんな現状を見ると、
もう、これっぽっちも信用できないけど・・・。
じゃあ、原発廃止したら、足らない分の電力は
どうするんだって、言うけど、
それの答えは簡単。
今の原子力に頼らない電力の生活に
社会全体のシステムを変えればいいのです。
変えれますよ。
電力を絞れば、変わらざる得なくなる・・・。
初めは不便でも、やがて人間はそれに順応していく。
そんなことで、経済が落ち込んだりしても、
生活水準が下がっても、全然OK!!
原子力の事故で世の中がごちゃごちゃになるより
はるかに、リーズナブルで経済的。(*゚ー゚*)
私の家の近くに、数年前、大きな病院が出来たんです。
駐車場少なくて、いつも満車だったので、
駐車場の「混雑解消」のために、
更に、駐車場増やしたんですよ。
そしたら、どうなったとおもいますか???
駐車場不足が解消したのは
ほんの数カ月だけで、
駐車場が増えたら、
その分、みんな車で来る人の数が増えた!!
結局、駐車場増やしたのに、
駐車場不足は
今も、全然解消されていない。
電力もこれと似ていると思う。
ただ単に、容量増やせば、良いんじゃない。
人間の欲望ははてしないから。
サンドウィッチマン 伊達さんのブログに、
「テレビのインタビューの中で、東北の被災者のために、節電してますっていう人がいたけど、
まったくの大間違い。福島原発で作られる電力は全て首都圏に送られています。」
という事が書かれていました。
なんで、東京の電源を遠く離れた福島県につくるのか???
東京という大都会の電力を支えるために、犠牲になった福島県・・・。
住み慣れたふるさとを、
先祖代々受け継いだ、家や田畑や牧場を、放射能で汚されて、
福島県のみなさん本当にかわいそうだと思います。
これだけの状態になって、
それでも、原子力が必要だって言ってる人は、
失礼かもしれないけど、ある意味
もう、麻薬中毒みたいなもんだと思う。
あと、自分の意見だと思い込んでいるだけで、
実は、原子力は世の中に必要なんだという
だれかのPR 刷り込みだということを
気がついてないんじゃない?
よく麻薬中毒だった人が、インタビューとかで、
少量の麻薬なら、自分の仕事の効率上げるためには
必要悪なんだみたいな風に、自分に言い訳していた・・・。
とか言ってたの思い出します。
自分がどんどん蝕まれているのに
まったく気がつかない・・・。
いや、気づいているんだけど、やめられない。
薬やり始めた以上、
やめたら、
禁断症状でて、
もう、後には戻れないwwみたいなww
しょーもない、B級アイドルの私が
偉そうなこと言えた立場ではないことは、
よくわかってる。
電力関係・原発推進関係に携わっている人も多いから、
アイドルとしての立場の私は、賛成か反対かは
あまり明確にしない方が、本当は良いのかも知れない。
ラブ&ピース がんばろう日本!
みたいなことだけ言ってた方が、
アイドルとしては活動しやすいのかもしれない。
こういうこと書くと、ファン減るかもね。
でも、減ってもいいや。
私は中途半端なことは言いたくない。
人にどう言われようが、叩かれようが、
はっきりと、自分はこう思っているんだって
言うことを言いたい。
その結果、ファンが減っても、
私は仕方ないと思ってます。
原子力
それはまさにパンドラの箱です。
檻から解き放たれた 猛獣・・・。
いつ襲いかかるか分からない猛獣と
同居出来るほど 私は神経太くない・・・。
あなたはそれでも、
便利と引き換えに
これからも、
パンドラの箱を開きつづけますか???
今、日本は、色んな面で
考え直さないといけない時に来てるんじゃないですか?
私には、福島原発の煙が、
不謹慎かもしれませんが、
そんなパンドラの箱を開けてしまった私たちを死滅させる
巨大なバルサンか、ゴキジェットに見えます…。
藤波心