西暦2194年、謎の異星人ガミラスが地球に侵攻し、人類は絶滅寸前に追い込まれた。5年後、生き残った人間たちは放射能を逃れるため地下で生活していた。かつてエースパイロットだった古代進は、放射能除去装置を求めイスカンダル星を目指して旅立つ…
とここまではイイのですが‥
内容的には、宇宙戦艦ヤマトと宇宙戦艦ヤマト2を足して、ごっちゃ混ぜにしちゃった‥
ヤマトファンからすると?え?って部分が多かったのではないでしょうか?
よくあるコピー映画みたいな?
おいおい!って突っ込みどころ満載ですが、まあ感動出来る部分もあり、映画館でも泣いてらっしゃる方もいました。
ヤマトの実写版が映画化される!って聞いた時に、下記記事を書きましたが
宇宙戦艦ヤマトの実写版てありえない‥
古代君をキムタクが演じると知った時は、古代君はアニメでは18歳だよね!ありえん。。
と思いましたが、演技そのものは古代君になりきっててそれなりにいい感じでした。
(何度もいいますが宇宙戦艦ヤマトではなく「SPACE BATTLESHIP ヤマト」です)
あと沖田艦長を演じた山崎努さんと、徳川機関長を演じる西田敏行さんの
はかなりハマり役でしたね。
佐渡先生がなんで女性(高島礼子さん)なんだ!って思った方も多かったでしょう。
まあ、一升瓶持っている姿は似合ってましたが
ネコのミーくんはいい味出してました
ヤマトファンの最大の不満点は、何と言っても森ユキを演じる黒木メイサちゃんでしょう。
なんであんな気の強いキャラになってしまったんでしょうか?
古代君をグーでぶっ飛ばすなんてありえん‥
でも実は、古代君の事が大好きで、突如?ラブラブに‥
ワープ中に子供が出来ちゃうし‥ オイオイ‥
ゴタゴタで沢尻エリカから黒木メイサに交代する以前から、気の強いキャラは決まっていたようですね。
演技自体は熱演して良かったと思いますが、
ヤマトファン的には納得いかない部分があったかも
個人的には、オリジナルからキャラクター設定を変えたところに山崎監督の強いこだわりがあったのかも?
文句ばっかり書きましたが、ヤマトの発進シーンと波動砲発射シーンのCGは唸るものがありました!
しかし、なんでこれ3Dにしなかったんだろ??
海猿を3Dにするぐらいならこれを3Dにした方が良かったと思うんですけど。。
ラストに流れるエアロスミスの曲を聴いてて、ふと思ったんですが‥
これってアルマゲドンに似てない
宇宙戦艦ヤマト+アルマゲドン=SPACE BATTLESHIP ヤマト
壮大なるテーマのアニメ(ヤマト2までも)を二時間ほどの映画に押し込めちゃったというのが一番の問題でしょうが‥
なんの先入観なく新しいものだと思って観た方がいいかもしれません。
以上、ヤマト世代じゃない若い方にはお勧めかも
ちなみに、オヤジはスカパーでやってる「宇宙戦艦ヤマト シリーズ」の再放送にはまってます‥
「宇宙戦艦ヤマト」がはじめて放送された当初(昭和49年)は、同時間帯に
『アルプスの少女ハイジ』 『猿の軍団』が他局で放送されていた影響もあって視聴率が低迷し、予定の回数を待たずに打ち切られました。
そういう自分も兄、姉とのチャンネル覇権に負けて
『アルプスの少女ハイジ』を観てましたが‥。
のちに再放送され、再編集した劇場映画が公開される頃までには社会現象とも言える大ブームになり現在にいたります。